診療内容
往診で対応可能な診療内容
- 予防診療
- 一般診療
- リハビリ
- 鍼治療
- 老犬(猫)介護・ケア・シッター
- ホリスティックケアアドバイス
いわゆる「高度医療」は行っていませんが、、、「ホームドクター」として、何でも相談できる場所でありたいと思っています。
また、ホリスティックケアカウンセラーの資格を生かし、西洋医療からの観点のみでなく全体的(=ホリスティック的)観点から見たアドバイス、診察を心がけています。
ホリスティックとは?
Holisticはギリシャ語のholes(全体)を言語とした言葉で、そこから派生した言葉にwhole,holy,health...などがあり、現在「ホリスティック」という言葉は、「全体」「関連」「つながり」「バランス」という言葉として解釈されています。
健康(health)という言葉自体がもともとhoristicに根ざしていることが示す通り、ホリスティック医学では、健康は身体だけでなく精神や魂といったものも含めた全体性と深く関係があると考え、それらのバランスを取ることで最良の状態を目指すことになります。
もっと大ざっぱに言ってしまえば、病気の時だけではなくあらゆるライフステージで、環境や食事、精神状態などが及ぼす体への影響を考えていくことになります。
もちろん西洋医療でも、これらは病気の原因として重要視されることは多いのですが、ホリスティック医療はメンタル的な部分などがより深く重要視されています。)
当院の「ホリスティック」に対する考え方
「○○は絶対ダメ!」「△△すべき」「××療法が一番」という考えはありません。
確かに、体に良い物、悪い物(良いこと、悪いこと)はあるのでしょうが、それを実行する(あるいは、避ける)ことによって飼い主様にストレスが溜まったり、何かを犠牲にするのは意味がないと考えます。(「手作り食にしようと決めたけど、なかなか出来ず自己嫌悪」、「西洋医療の薬を使いたくなくて、民間医療を行っていたら症状が悪化した」…など。)
義務や強制ではなく、まずは広く浅く選択肢を広げることで、飼い主様がご自身とワンちゃん、ねこちゃんに合ったスタイルを見つけるお手伝いをします。
骨折などの整形外科手術や、高度医療が必要な場合、あるいは専門的なホリスティック医療のご希望がある場合には他院へのご紹介を行っています。
ちなみに、中にはスピリチュアル的傾向の強いものも見受けられますが、当院ではそういった側面からのアプローチはしておりません。
予防診療について
往診料については診察料金のページでご覧ください。
- 混合ワクチン
- 狂犬病予防注射
- フィラリア予防
- ノミダニ予防
- その他予防薬の処方
上記は予防医療の4大柱です。
予防できる病気は、「決定的な治療法がない」「死亡率が高い」などかかったら怖い病気がほとんどです。とくに、幼齢や老齢の子は免疫力が低いのでワクチン接種が重要です。
また、集団免疫(飼っている子だけでなく、地域全体としての抵抗力)をつけるという側面もあります。(狂犬病の法律での義務付けはこの側面が大きいです。)
そのような理由から、ドッグランやホテルなどの施設では予防をしっかり行っていることが条件になっているところが多いです。
1.混合ワクチン
当院では
ワンちゃんは4種、6種、8種
ネコちゃんは3種、5種
の混合ワクチンを用意しています。(¥4,000~)
年齢やライフスタイルに合わせたワクチン接種をご提案します。
一部の病気では抗体価(病気に対する抵抗力)を測定することも出来ます。(外部に依頼)
2.狂犬病予防接種
狂犬病は発症すると死亡率100%の大変恐ろしい病気です。
現在、日本は清浄国(狂犬病の発生がない「国」)ですが、海外から持ち込まれる危険性があるため、日本では法律で年に一度の狂犬病の予防接種が義務付けられています。
年に1回接種していれば問題ないですが、4~6月が一般的な接種時期です。
3.フィラリア予防
フィラリア症(糸状虫症)は蚊によって媒介され、心臓に虫(フィラリア)が住みつき、死に至ることも多い病気です。
予防率の向上により以前よりは減少していますが、まだまだ発生が見られます。
予防期間は、地域(蚊の出現する時期)により異なりますが、東京では5月から12月までが一般的です。
予防開始前に、フィラリア症にかかってないか検査をする必要があります。(既に罹患していた場合に予防薬を投与すると、重篤な症状を引き起こすことがあります。)
予防薬
形状:錠剤、チュアブル(お肉味)、スポット(外用)、注射
効能:フィラリア症の予防に加え、内部寄生虫の駆除やノミ駆除などがプラスされているものもあります。
当院では、3種類の予防薬を用意していますが、他にご要望があればお取り寄せできます。
効能や与えやすさなどでお選びください。
(お薬、ワンちゃんの体重によって価格が変わります。¥500~/月)
4.ノミダニ予防
ノミやダニは皮膚に害を与えるだけでなく、動物や人にも病気を媒介することがあります。
また、暖かい時期に活動をしていますが、冬場でも暖房の効いた室内では危険です。
年間を通した予防が推奨されています。
・予防薬
スポット(滴下式)タイプが主流ですが、飲み薬もあります。
スポットやスプレーを嫌がる子にお試しください。
5.その他予防薬の処方
その他各種の予防薬を処方させて頂いております。
気になる症状をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
一般診療について
基本治療として、対応させて頂きます。
- 検診(問診、触診、聴診)
- 検査・・・尿検査、糞便検査、皮膚検査、各種血液検査、細胞診
- 外傷治療(軽度なもの)
- 点滴
- 歯石除去
(無麻酔下にて行います。わんちゃんによっては、回数を分けて行う場合もあります。)
上記以外の診療について
特に明記しておりませんが、対応可能な治療もありますので、お気軽にご連絡ください。